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CS呼びかけ2010
昨2009年9月に総選挙での圧勝によって鳩山由紀夫民主党主導
政権が誕生した。政権交代は、長年にわたる自民(公明)政権による新
自由主義の政策のゆえに貧困と格差が顕在化したことへ
の懲罰ととらえ
ることができ、積極的な歴史的前進である。大きな目で見れば、世界の
経済恐慌が示しているように、経済成長を追い求める20世紀型の
システムが破綻 しつつあることの現れである。
だが、同時にそれは、小選挙区制という民意を大きく歪曲する選挙制
度によるものであることについてもしっかり見ておかなくてはならな
い。その点で、民主党が「マニフェスト」で衆議院比例区180議
席を100議席に減らすと明記していることは危険かつ重大であ
る。政権誕生4カ月で、早くも内閣支持率は40%台に低落してし
まった。国会軽視や「マニフェスト」違反が相次ぎ、小
沢一郎幹事長の 横暴さが目立っている。
新しく生まれた可能性を活かして、国民の要求を実現するためには、
下からの市民の運動が盛り上がることが何よりも大切である。私たち
は、2年前の創立総会で次のことをはっきり確認して
活動を始めた。
──全世界的に新自由主義による社会の軍事化、格差(分断)と貧困
の拡大が激しく展開され、負担増が生活の窮迫に追い打ちをかけてい
る。地球環境も不気味に劣化し、閉塞感が深まり、利
潤を目的とする資
本制生産が生み出す矛盾はいっそう深化している。
労働法制も年金・社会保障も環境問題も教育問題なども、どの課題に
ついても、市民運動や労働運動による反撃こそが活路を切り開く。そし
て、選挙は地方自治体でも国政でもそれらの闘いの結節環として重要な
位置を占めている。だから、選挙において、左派と労働者・市民の共同
の力を発揮することはきわめて重要である。
私たちは、どのような政党や党派からも独立した市民の自立的組織で
ある。同時に、私たちは、左派の政党や党派・グループ相互の理解と信
頼を創りだし、積年の不和と対立を克服しなくてはならない、と考え
る。活憲による市民自治の創造と合わせて、市民の声を軸にその願いを
国会で表現する政治家を生み出す接着剤が必要である。そのために、私
たちは、希望を創造する新しい質と方向性を明示する活動に踏み出すこ
とを決意した。──
過去の植民地支配と侵略戦争への反省を深め、東アジア平和共同体を
めざすことも課題である。
この2年間、私たちは、年に何回かの政治討論集会や神奈川、千葉、
埼玉・群馬、の3つの地域での懇話会、他の団体との共催集会など開い
てきた。引き続き地道な活動をつづけていきたいので、ぜひ参加・協力 を呼びかけます。
2010年1月17日
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